実例標章

『クーリッシュおぶせ / COOLISH OBUSE』とは

SPUS 有用安全考房(Study and Practice of Useful Safety)【エスパス】は、中小企業の競争力向上と設計者の気概の醸成を支援するため、多様なコミュニケーションを基盤とした独自のリスクアセスメント手法を考案し、機械装置の有用性を最大化する活動を展開しています。

SPUS 有用安全考房の手法は、安全技術に加えて安全文化を重視しています。江戸後期、葛飾北斎は荒れた世相の江戸を離れ、何度も小布施を訪れて創作に没頭し、晩年の傑作を数多く遺しました。この「小布施で創造性が開花した」という歴史的背景を踏まえ、実例標章(Paradigm Mark)のサブタイトルとして『クーリッシュおぶせ / COOLISH OBUSE』を命名しました。これは、小布施で熟成された静かな創造性を、現場に宿る安全文化の成熟に重ね合わせた象徴でもあります。

また、好事例(Exemplars)は、「静かな実践の結晶」を示す標章です。

今後、実例標章を全国に展開する際にも、有用安全(Useful Safety)のシンボルとして『クーリッシュおぶせ / COOLISH OBUSE』を用いていきます。

機械安全のトリクルアップを目指す

リスクアセスメントとリスクリダクションは、本来、暗黙知を基盤として実践されるものです。SPUS 有用安全考房の手法も同様に暗黙知を重視しており、実践には一定の時間を要しますが、実効性の高いリスクアセスメントとリスクリダクションを創出できる、将来にわたって安心を享受できる最も手軽な方法です。

国内では機械安全は大企業から普及が始まりましたが、20年が経過した現在でも中小企業への浸透は十分とは言えず、機械安全のトリクルダウンは期待できない状況にあります。そこで SPUS 有用安全考房は、『クーリッシュおぶせ / COOLISH OBUSE』を基点として、小布施発の機械安全を中小企業へ展開するとともに、未だ取り組みが進んでいない大企業に向けて “機械安全のトリクルアップ” を目指して活動していきます。

こうした SPUS 有用安全考房の取り組みには、行雲流水のような自然さと、知行合一の静かな強さが宿ります。

そして、現場に潜む『ちょっとした工夫(Little DEVISALs)』を発掘し続けます。

ご案内  標章要領  妥当性の見える化  好事例の見える化   実例標章一覧

 

 

 

ご案内

私たち SPUS 有用安全考房の名称の意味は、『Study and Practice of Useful Safety』です。学ぶことと行うことにより、安全性だけでなく、生産性や経済性との三立を目指すことが目的で、座右の銘の『知行合一』を理念としています。

機械装置の安全性・生産性・経済性を実現することは、妥当性 (Reasonability) を上げること、いわゆるリスクプラクティス (Risk Practice) を適切に運用し、固有技術である工夫 (DEVISALs) を実現することが重要です。

安全性を指標として評価することは難しいですが、工夫を技術的に評価することは容易であり、安全性に加えて、生産性 (Productivity) と経済性 (Economy) の指標を用いて、妥当性の見える化 (Visualizing Reasonability) を行います。

妥当性の見える化 → 設計の品質を測ること
好事例の見える化 → 設計の価値を広めること

妥当性 (Reasonability) の診断で合格し、適切な信頼性 (Reliability) と利便性 (Usability) を有し、好事例 (Exemplars) と認められる機械装置に対し、SPUS 有用安全考房のオリジナルの実例標章 (Paradigm Mark) を発行し、有用性の高い機械装置の差別化 = 好事例の見える化 (Visualizing Exemplars) を行います。

『クーリッシュおぶせ / COOLISH OBUSE』を通じて、好事例が多くの方々に広く知れわたることで、設計者・技術者の気概の醸成や能力の向上に繋がります。好事例の普及を促進するため、多くの中小企業に対し実践診断を進めます。いつでも、喜んでお手伝いさせていただきます。

 

   RA インストラクター
   夢見凪 (Yumemi Nagi)

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標章要領

実例標章(Paradigm Mark)は、妥当性の診断結果に基づき、好事例として認められる場合に、実例標章を発行します。実例標章は公開とし、企業の技術力と文化的価値を広く社会に伝える機会となります。

 

診断概要 (2026年4月現在の暫定仕様)

標章 好事例の見える化(ちょっとした工夫)
目的 機械装置の妥当性の判定と好事例の表彰
発行 妥当性報告書と実例標章
Reasonability Report & Paradigm Mark
基準 有用性、普遍性、創発性
審査 企画書、設計書、評価書、機械装置
要求 ISO 12100, ISO/IEC 17050-1/2, 他
対象 各種機械装置(単体・個別ユニット)
費用 申し込みごとに対象を確認し、見積書を提示
11,000~110,000 円/件(税込)
申込 コンタクトからメールで
備考 好事例報告書は非公開、実例標章は公開

カリキュラムとお見積り

実例標章はご要望に合わせて内容をアレンジし、事前にカリキュラム案をご提示いたします。内容にご納得いただいた後、正式なお見積りを作成いたします。また、個別案件で機密情報を扱う場合には、秘密保持契約(NDA)や覚書を締結したうえで診断を実施いたします。安心してご依頼いただけるよう、万全の体制を準備いたします。

 

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妥当性の見える化

SPUS 有用安全考房の専門技術者が、機械装置に採用した工夫 (DEVISALs) による生産性 (Productivity) と経済性 (Economy) を評価して、妥当性 (Reasonability) を診断します。

妥当性の見える化は、設計者が積み重ねてきた暗黙知を社会的価値として認証する営みです。 工夫(DEVISALs)は、SPUS 有用安全考房が重視する『有用安全』を実現するための創造的改善の総称です。

生産性評価

人間工学的な面および心理工学的な面から、工夫 (DEVISALs) を取り入れた機械装置や使用する機器・工具を対象にして、生産性 (Productivity) を診断します。

経済性評価

目標の安全性・生産性・経済性を満足するために採用した工夫 (DEVISALs) を実装する必要コストから、経済性 (Economy) を診断します。

 

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好事例の見える化

有用安全 (Useful Safety) といえる状態は、機械装置の信頼性(Reliability)と利便性 (Usability) が適切で、好事例として奨励される場合です。そのような状態において、SPUS 有用安全考房が当該の機械装置に対して実例標章 (Paradigm Mark) を発行し、当該の機械装置に貼付することで好事例の見える化 (Visualizing Exemplars) を行います。

SPUS 有用安全考房は、『クーリッシュおぶせ / COOLISH OBUSE』 という名称のサービスとしています。

実例標章は単なる認証ラベルではなく、設計者の工夫 (DEVISALs) が生み出した価値を未来へ伝える『技術文化と安全文化の標章』です。それは、設計者の誇りを社会に示す象徴であり、技術者の創意が正当に認められ、次世代へ継承する文化的な節目でもあります。好事例(Exemplars)は SPUS の実践が結晶した「見える標章」であり、夢見凪はその背景にある世界観を言葉として受け止める「器」です。両者は Tacitability の文化体系を静かに支える対の存在です。

標章発行

SPUS 有用安全考房がデザインする実例標章 (Paradigm Mark) には、登録番号、好事例名、機械装置名、工夫の内容、団体名、考案者、登録日などを刻みます。これを当該の機械装置に貼付し、好事例を生み出した設計者・技術者の栄誉を讃えます。

事例紹介

好事例 (Exemplars) と認められた機械装置を設計・製造・販売する企業の意向により、企業概要や関連情報をSPUS 有用安全考房のホームページで公開し、多くの方々に向けて広く紹介します。

 

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実例標章一覧

Paradigm Mark

2025年10月01日
No.0002 Slit Die Coater (Pre Mark)
2025年03月01日
No.0001 Paper Sleeve Slicer (Pre Mark)